注:このコーナーは新規のファンやファンでは無い方向けに書いております。
ファン歴がそれなりの方なら既に御存じの内容かと思うのでヨロシク☆
永ちゃんこと矢沢永吉は1949年9月14日に広島にて生誕しました。
ただ、家庭環境には恵まれず、永ちゃんが3歳の時にお母様が家出。
続いて、お父様も原爆の後遺症で他界し身寄りの無くなった永ちゃんは親戚中をたらい回しにされた後、お祖母様に育てられる事となります。
生活は、とても苦しく誕生日もクリスマスも祝っては貰えなかったそうですが、ある時の誕生日では朝食の時、お祖母様が普段は1個の生卵を2個付けてくれ、幼少期の永ちゃんは、それがとても嬉しかった様です。
その時の、お祖母様は言った事に
「卵と思って食うな。ニワトリを二羽殺してくれたと思え」
お祖母様なりの食べ物に対する教育だったのでしょう。
恥辱のクリスマスケーキ
永ちゃんが小学生だった頃のあるクリスマス・イヴ
金持ちの鉄工所の倅から
「永吉、お前の家は(貧乏だから)こういうの(クリスマスケーキ)食えないだろ」
そう言われケーキの生クリームを顔に投げ付けられるという恥辱を受けます。
この様な経験から
「誰よりも金持ちに成ってやる!」
と決意する永ちゃん。
良い事では無いけど、これが結果的にキャロルとE.YAZAWA誕生に繋がるとなると我々ファンは、その倅に感謝しなきゃならないのかもしれませんね。
因みに、その10年後位、その鉄工所は倒産したそうです。
この辺の詳しい事は【矢沢永吉激論集 成りあがり】に書かれていますので、まだ読んで無い方は、これを機会に是非、読んでみましょう。
余談ですが
元プロ野球選手で中日ドラゴンズ等の監督を務めた星野仙一さんは
「私も少年時代は極貧でしたから」と
このクリスマスケーキのエピソードに偉く感情移入されてました。
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