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プロデュース トム・マック
作曲 矢沢永吉(全曲)
作詞 相沢行夫 1.2.3.4.5.7.12
西岡恭蔵 6.9.10
松本隆 8.11
編曲 マイク・メルボーン
日本のビートルズからJapanese Elvisと成ったE.YAZAWAの原点
本作が矢沢永吉のソロ・デビュー・アルバムですが、リリース当初はキャロルの頃からのファンから総スカンを喰らったという、ある意味、問題作で、その中身もビートルズを模範としていたキャロルの音楽性とは全くカラーが変わり、言うなれば永ちゃんは、このアルバムでエルヴィス・プレスリーに成ろうとした。
そんな風に思える様な内容です。
その根拠がサウンド面で、それ迄の、キャロル時代の少人数によるバンド・サウンドと違いストリングス(弦楽器)やホーン(管楽器)をふんだんに盛り込んだ、そのオーケストラ・サウンドは実にゴージャスで、もしライヴを演るならビッグ・バンドが必要な楽曲揃いは、正に、今現在のE.YAZAWAのバックボーンがここに見て(聴いて?)取れる。
そんなアルバムではないでしょうか。
年配の方なら、何処か懐かしく、若い人なら新鮮に聴こえる事でしょう。
そしてファンなら絶対に必須のアルバムです。
- ファンのマスト・アイテム度 5
- 一般的オススメ度 3
- 個人的評価 5 (5点満点)
尚、外部記事ですが、こちらも非常に面白いので一読をオススメします。
【矢沢永吉の世界にダンディズムと哀愁を見出した西岡恭蔵①~「ライフ・イズ・ヴェイン」】
矢沢永吉 I LOVE YOU,OK
女達のトラベリン・バス
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