矢沢永吉Historyのプロローグ
今年2022年にデビュー50周年を迎える矢沢永吉ですが
永ちゃんのプロ・キャリアのスタートと成ったのが
ロック・バンド【キャロル】です。

キャロルは永ちゃんを中心にジョニー大倉とウッチャンこと内海利勝等が横浜で結成。
バンド・コンセプトはジョニーの発案でハンブルク時代のビートルズを模範とし
そのリーゼントに革ジャンというスタイルは
後にクールスや横浜銀蠅等のバンドに多大な影響を与え
そのファッション=ロックンロールというイメージを定着させました。
日本で最も過小評価されているバンド
実はYAZAWAファンが思っている程、キャロルの名は一般的に知られていません。
ファン以外だと、バンドをやってたり
それなりにロックを聴いてる人達なら知ってる程度で
一般的には、ほぼ皆無と言っていいでしょう。
現に永ちゃんのデビューに関して質問された時に
キャロルの名前を出すと決まって「キャロルって何ですか?」と返されてしまいます_| ̄|○
ですが、キャロルの誕生、デビューが日本のミュージックシーンに
革命的なムーブメントを巻き起こしたのは厳然たる事実で
キャロルから影響を受けたと公言しているバンドやアーティストは
チェッカーズ、ハウンド・ドッグ、BOØWY、THE 虎舞竜、氣志團等、多数で、
これだけでも、その影響力が計り知れなかった事が伺えます。
故に「伝説のロック・バンド」と称される事に成る訳ですが
この件に関しては元プロレスラー、格闘家の前田日明氏は
「キャロルは、あれだけ偉大な事を成し遂げていながら正当な評価をされなかったのはマスコミが好意的に取り上げなかったからなんじゃないか」
と、ユニークな分析をされています。
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