注:このコーナーは新規のファンやファンでは無い方向けに書いております。
ファン歴がそれなりの方なら既に御存じの内容かと思うので御了承願いますヨロシク☆
キャロルがデビューする切っ掛けと成ったのが『リブ・ヤング!』という、当時、フジテレビで放送されていた若者向け情報番組でした。
自分は当時をリアルタイムで体験していないので詳しい事は知らないのですが、他局の番組と差別化を図る為に歌謡曲等は扱わず、洋楽やフォーク系を主に取り上げる音楽中心の情報番組だった様です。
その番組内で「ロキシー・ファッション出演者募集」という一般人参加の企画が設けられ、ジョニーが応募。
ただ、これには「ファッション募集でバンドの募集では無い」という事で全く相手にされなかったそうです。
所が、これに永ちゃんが激怒。
ジョニーのアパートからフジテレビに電話を入れディレクターだかプロデューサーに繋いで貰います。
そこで
「ボクたち、横浜、川崎あたりじゃ、もう革ジャンにリーゼントでかなり決めまくってるバンドですけど知らないの?」
と、ハッタリをかまして何とかデモテープだけは聴いて貰える約束を取り付けます。
ですが、これも結果的には不採用。
普通なら、これで諦めたり他の方法を探したりする物ですが永ちゃんは普通では無かった様で
「だったらOKが出るまで通ってやる」と再度デモテープを持って行きます。
それで、やっと認められたのか、局側が根負けしたのかは判りませんが、3度目のフジテレビ詣で遂に出演OKの返事が貰えます。
遂にチャンスを掴んだ永ちゃんとキャロル。
この行動力、バイタリティこそ矢沢永吉の凄さだと実感させられるエピソードですが、実は、この時、キャロルのメンバーは誰一人、革ジャンなんて持っておらず慌てて何とか調達するという零れ話も付け加えておきます(笑)
尚、この『リブ・ヤング!』の総合司会は、あの「キンキン」こと愛川欽也さんだった様なのですが
この人と永ちゃんの絡みが、その後、全く無かったのが何か不思議な気がするんだけど自分が知らないだけですかね?
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