☆矢沢永吉☆Anytime Woman

BACK TO THE BASIC 矢沢永吉、20年目のロックン・ロール。

01.Anytime Woman

02.長い黒髪

03.アンジェリーナ

04.切り札を探せ

05.銀のネックレス

06.流星(ながれぼし)

07.ため息

08.ホテル・マムーニア

09.優しいコヨーテ

10.裸身

11.Dry Martini


◆作曲◆

矢沢永吉


◆作詞◆

松本隆

大津あきら(04)


◆プロデュース◆

ジョージ・マクファーレン ジョン・マクフィー 矢沢永吉


◆参加ミュージシャン◆

〇ロンドン・プロジェクト〇

◇ジョージ・マクファーレン:キーボード

◇ジム・ウィリアムス:ギター

◇ジミー・コープリー:ドラムス

◇ジャズ・ロックリー:ベース

◇フィル・スミス:サックス

◇ザック・スターキー:ドラムス(01,05)

◇グレッグ・ボーン:アディショナル・ギター(02,07)


〇L.A.プロジェクト〇

◇ジョン・マクフィー:ギター(04,08)ハーモニカ(04)ベース(08)バッキング・ヴォーカル

◇キース・ヌードセン:ドラムス(04)

◇ガイ・アリソン:キーボード(08)

◇アルバート・ウイング:サックス(08)

◇ウィリー・ウィークス:ベース(04)

◇ジョージ・ホーキンス:バッキング・ヴォーカル

◇ジョー・ウィリアムス:バッキング・ヴォーカル

◇ステファニー・スプルイル:バッキング・ヴォーカル(09)


20年分のキャリアの中に原点回帰を試みたと思われるロック・アルバム

デビュー20周年という節目にリリースされた本作は、前作と同様、ロンドンとLAの二か国で制作されるも、殆どの曲をロンドンにてレコーディング、LAでオーヴァー・ダブ、ミキシングが行われ、また、LAではジョン・マクフィーがプロデュースを担っている辺りが前作と明確に違う所だが、サウンド面でも、やはり【BACK TO THE BASIC】と謳っている通り、これまでのキャリアで培った音楽性を踏襲しつつも前作よりライヴ感が強調されている様な印象を受ける。

特にアルバム1発目を飾るタイトル・ソングは、御存知の方も多いと思うがキャロルのラスト・ライヴにてアンコールで披露された楽曲のリメイクで

この点だけでも本作に対する永ちゃんの思い入れがキャロル時代からのファンには、よく伝わるのではないだろうか。

また、参加ミュージシャンもロンドンでは御馴染みの顔触れが、LAでもジョンを筆頭にUS盤YAZAWAファミリーと言っても良い盟友達が名を連ねているが、中でも、ビートルズのドラマーだったリンゴ・スターの息子、ザック・スターキーの参加は当時、大きな話題となった様である。

Zak Richard Starkey

それから今回、ほぼ全曲の作詞を、松本隆氏が手掛けている所にも注目したい。

松本隆

氏は1stアルバム以来、久々の御登場となる訳だが、この時代の永ちゃんの世界観に違和感無く馴染んでいる作品群には「流石!!」と称賛したくなる。

尚、この年にはスタジオ・アルバムを2作、リリースする予定だったらしいのだが、永ちゃんの判断でボツになった曲が多かった為に1枚に纏められたんだとか。


  • ファンのマストアイテム度 5
  • 一般的オススメ度 4
  • 個人的評価 5


矢沢永吉 Anytime Woman(CD)
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆001
これは矢沢永吉の唄を愛した貴女達の物語である。第壱章:洗礼2003年12月21日 日曜日 東京 九段下 5:10PM北風が木葉を散らし街を冷たく染め始める季節。だが毎年この時期になると、このエリアだけは、ある独特の熱気に包まれる。「わぁ..

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